おことば

渡邊雄太

「サボるなら明日にしよう」(渡邊雄太)

アンデシュ・ハンセン

「写真で見られるんだから、記憶には残さなくていいじゃないか」(アンデシュ・ハンセン、スマホ脳、新潮新書)

アンデシュ・ハンセン

「いい加減な設定のパソコンがハッキングされやすいのと同じように私たちの脳もハッキングされる可能性がある」(アンデシュ・ハンセン、スマホ脳、新潮新書)

小平邦彦

「我々が2+2=4なることを理解するのは、2+2=4なる数学的事実を感覚的に把握するのであって、論証によるのではない。」(小平邦彦、怠け数学者の記、岩波現代文庫)

川崎宗則

「コントレラスばりの膝ついてからの送球とか見せようと思ってワクワクしてた。いまさらサッカーやれとか東大入れとか言われたら無理だけど、キャッチャーやれだから簡単」(川崎宗則、20170610)

宮本慎也

「僕は野球を楽しむなんてできない。」。(宮本慎也、2013年引退)

角中勝也

「将来野球を辞めたら何もしたくないんです。“何もしないで暮らすには3億円必要だぞ”ってある先輩が言っていた。この何年かでそれだけ稼げれば」。(角中勝也、2012年パ・リーグ首位打者)

美徳のよろめき

「精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ」(三島由紀夫、美徳のよろめき)

エリック・シュミット

「自動車は自動で走行すべきだ。自動車の方がコンピュータより先に発明されたのは間違いだった」(Googleのエリック・シュミットCEO、「TechCrunch Disrupt」イベントでの講演、2010年9月)

山川健一

人は二度生まれるのだ、とぼくは思っている。一度は、物理的にこの世に生まれてくる時に。そして、もう一度は、なにかのきっかけで自分というものを意識した時に。(山川健一「オートバイのある毎日」、僕のハッピー・デイズ、新潮文庫)

沢木耕太郎

旅は、やはり、どこか人生と似ているのかもしれない。ある時までは人生にすべてが可能だと思っている。だが、やがて、できることとできないことがあるのを知るようになる。同じように、旅も、ある時まではどこにでも行かれると思っている。少なくとも、行か…

本田圭佑

――南アで戦うために必要なものは? 「水と食べ物とベッドがあれば、とりあえずは準備できるかなと思います」 (本田圭佑(CSKAモスクワ)、W杯前帰国会見)

村上春樹

「…… 彼は凡庸という名のタクシーの中に閉じ込められていました。 ……」(村上春樹「タクシーに乗った男」)

ヨーコ・オノ

「アーティストの仕事は物を破壊したり、創造したりすることではなく、ものごとの価値を変えることである」(飯村隆彦「ヨーコ・オノ、人と作品」)数学者はどうだろう。

藪恵壹

「これまでに野球をあきらめようと思ったことは、何度もあります」という藪だったが、結局は明確な理由は見当たらず、昨年は野球浪人、一昨年はメキシコのプロリーグでプレーした。「けがをしたわけではないですし、体は元気でしたから。といっても、そこ(…

谷崎潤一郎

「既に言葉と云うものが不完全なものである以上、われ〱は読者の眼と耳とに訴えるあらゆる要素を利用して、表現の不足を補って差し支えない。たとえば昔、印刷術が発達しない時分には、文字の巧拙、紙質、墨色等までも、内容の理解に多大の関係を及ぼしたこ…

荀子

「今學曾未如肬贅,則具然欲為人師。」「今の学は曾(すなわ)ち未だ肬贅(ゆうぜい)に如かざるに、則(すなわ)ち具然として人師為(た)らんと欲す。」「このごろの学問をする者をみていると、いぼやこぶほどの学問の進歩もないのに、もはや自己満足して他人の教…

吉本隆明

「素質とか才能とか天才とかっていうことが問題になってくるのは、一丁前になって以降なんですね。けど、一丁前になる前だったら、素質も才能も関係ない。『やるかやらないか』です。そして、どんなに素質があっても、やらなきゃダメだってことですね。」(…

吉本隆明

「一生学問をしていくなんてことは、よっぽど好きでさ、それが楽しくってしょうがねえんだというのでなければ、あり得ないことなんだと僕は思います。」(吉本隆明、悪人正機)

江川卓

「僕は老いと死を恐れる。おそらくそれは、僕の若さゆえである。やりたいことは山ほどある。今のうちは一日が三十六時間くらいあればいいと本気で思う。その分、江川老人になってからは一日を十二時間に減らしてもらっても構わない。」(江川卓著、たかが江川…

森毅

「『自由には責任が伴う』 … 責任の伴うのは権限であって、自由に伴うのは危険の方だろう。」(森毅、情念幻想の終焉、『現代思想』1978年11月号)

ミラン・クンデラ

「いちばん、しあわせなのは、眠ることだ。だれも認めやしない。だけど、眠りは、王さまだ。ただ、ここでばかげているのは、眠っているやつが、それを知らないんだ… だから、いちばんいいのは、日曜日の朝、うとうとしながら、しょっちゅう目が覚め、いま、…

Nancy Wood

If I had known before All the things I know today I would have begun my life As an old man tricked (Nancy Wood: Many Winters)

小柴昌俊

「モーツァルトの曲はモーツァルトがいなくては生まれなかったが、相対性理論はアインシュタインがいなくてもいずれ発見されたと思う」小柴昌俊(「ひととき」2007年1月号、p61、ジェイアール東海エージェンシー)。 比べるともう一人は阿呆ですね。

「今回のようなイタリアの学会のために、わざわざ念入りに準備して講演に来る人がいるとは思われなかった。そういう集りは、決まったように、イタリア語を知らない招待者が少しばかりと、おおぜいのイタリア人がいっしょになって開かれるものだが、来訪者に…

「日本では打者が待っていない球でストライクを取りに行っていた。でも、米国では待っていると分かっていても勝負に行けた。」斎藤隆投手(36)