Xを位相空間とする。X上のfunctional structureとは、Xの開集合族の上で定義された関数FXで次を満たすもの(U,V,Uα: 開集合):
- FX(U)はU上の実数値連続関数の環の部分環である;
- U≠∅ならばFX(U)はすべての定数関数を含む;FX(∅)は0だけからなる多元環とする
- V⊂U, f∈FX(U) ⇒ f|V∈FX(V);
- U=∪Uα かつ 全てのαに対してf|Uα∈FX(Uα) ⇒ f∈FX(U).
対(X,FX)をfunctionally structured spaceという。
二つのfunctionally structured spaceの間のmorphism (X,FX) → (Y,FY)とは、写像φ: X → Yであって、合成f fφによってFY(U)がFX(&phi-1(U))の中に写されるようなもののことである。φ-1がmorphismとして存在しているとき、φをisomorphismという。
(Bredon: Geometry and Topology, p.69 and ホッホシルト著, 橋本浩治訳: リー群の構造, p.72)