functional structure

Xを位相空間とする。X上のfunctional structureとは、Xの開集合族の上で定義された関数FXで次を満たすもの(U,V,Uα: 開集合):

  1. FX(U)はU上の実数値連続関数の環の部分環である;
  2. U≠∅ならばFX(U)はすべての定数関数を含む;FX(∅)は0だけからなる多元環とする
  3. V⊂U, f∈FX(U) ⇒ f|V∈FX(V);
  4. U=∪Uα かつ 全てのαに対してf|Uα∈FX(Uα) ⇒ f∈FX(U).

対(X,FX)をfunctionally structured spaceという。

二つのfunctionally structured spaceの間のmorphism (X,FX) → (Y,FY)とは、写像φ: X → Yであって、合成f \mapsto f\circφによってFY(U)がFX(&phi-1(U))の中に写されるようなもののことである。φ-1がmorphismとして存在しているとき、φをisomorphismという。

(Bredon: Geometry and Topology, p.69 and ホッホシルト著, 橋本浩治訳: リー群の構造, p.72)